こんにちは。
現在は正社員として事務の仕事をしていますが、実はこれまでに10回以上の転職を経験してきました。
正直、転職回数が多いことはずっとコンプレックスでした。
特に主婦として再就職を目指したとき、「さすがにこれは不利かも…」と落ち込む日も。でも、試行錯誤の末、履歴書の書き方と面接での伝え方を工夫することで、無事に採用してもらうことができました。
この記事では、その時に実践した方法をお伝えします。
同じように悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。
転職回数の多さはやっぱり気になる…
「履歴書に全部書いたら引かれるかも…」
これは、私が再就職活動を始めたときに一番感じたことです。
昭和でも平成でも令和でも、やっぱり転職回数の多さって、まだまだマイナスに見られがちなんですよね。
でも、過去は消せない。じゃあどうするか?――見せ方を工夫するしかないと割り切りました。
履歴書では“印象をやわらげる工夫”がカギ
私は以下のように履歴書を工夫しました:
✅ 1. 業種ごとにまとめる
似たような職種はひとまとめに。例えば「販売職」「事務系」などカテゴリ分けすることで、ゴチャゴチャ感を軽減できます。
✅ 2. 短期やアルバイトは「その他アルバイト」で統一
細かく全部書くと、それだけでマイナス印象に見えるので、分類でスッキリ見せるのがコツです。
✅ 3. 退職理由をひと言だけ添える
「自己都合退職」「契約期間終了」など、あっさりした表現でOK。
いちいち理由を聞かれにくくなるので、面接でも答えやすくなります。
この3点だけでも、履歴書がだいぶスマートに見えるようになりました。
面接で聞かれる「なぜそんなに転職したの?」への答え方
面接では、ほぼ確実にこう聞かれました。
「転職回数が多いようですが、どうしてですか?」
本音を言えば、「飽きた」「人間関係が合わなかった」なんて理由もたくさんあります。
でもそれじゃ通用しませんよね。
私はここで、自分の中にあった**“向上心”に素直に向き合うこと**にしました。
向上心があったから、私は転職を選んだ
何度も仕事を変えてきた理由、それは結局「もっと自分に合う仕事があるかも」「もっと成長できる場所があるかも」という思いからでした。
それって逃げではなく、前に進もうとする意志だったと思うんです。
だから面接ではこう伝えました:
「さまざまな仕事を経験する中で、自分がやりたいこと・得意なことがだんだん明確になってきました。御社の業務内容に強く惹かれたのは、これまでの経験を活かせると確信したからです。」
これは事実であり、本音。
そして、採用担当の方にもきちんと伝わったようでした。
転職回数が多い=ダメ、ではない
大切なのは、「なぜそうなったのか」「そこから何を得たのか」「どう成長したのか」を自分の言葉で伝えること。
経験の多さは、あなたにしか語れないストーリーです。
転職回数が多くても、自信を持ってください。
少なくとも私はそれで、納得のいく再スタートを切ることができました。
最後に:同じように悩むあなたへ
子育てや家事の合間に再就職を目指す主婦にとって、履歴書や面接のプレッシャーはとても大きいと思います。
でも、あなたの過去はあなたの財産です。
「こんなに転職してきた自分なんて…」と責める必要はまったくありません。
ちょっとした工夫と、少しの勇気で、道はきっと開けます。
一緒に、一歩ずつ進んでいきましょう。


